帰国子女の英検対策ポイント

2025年02月26日

帰国子女やインターナショナルスクール生

★英語の会話力は非常に高い。

日常会話やスピーキング・リスニングにはほとんど困らない。

★英検の課題

読解力(リーディング)や作文力(ライティング)が弱点になる
ことが多い。
・語彙力不足:準1級で約7000語、1級では約1万語の語彙力が必要。
・2級(約4000語レベル)までは対応可能だが、それ以上が難しい。
・文法力が低い:会話で不自由しないため、文法を学ぶ機会が少ない。


語彙力の具体例

★語彙数

・2級:約4000語 → 比較的対応可能。
・準1級:約7000語 → 語彙力強化が必要。
・1級:約1万語 → 非常に高い語彙力が求められる。

★語彙力強化

帰国子女や海外在住者は、日常会話で使わない単語を覚える必要がある。
特に学術的な単語や専門用語が課題になる。


文法力の課題

帰国子女や海外在住者は、会話で困らないため文法を学ぶ必要性を感じにくい。

日本人が日本語を話せても文法を詳しく学ばないのと同じ。
そのため、英検の「文法を問う問題」や「正しい構文を使った作文」で点数が伸びにくい。

★対策のポイント

・語彙力強化:日常会話に出てこない単語や表現を計画的に学ぶ。
 英検専用の単語帳や問題集を活用。
・文法力の補強:基本的な英文法を体系的に学ぶ。
 文法書や英検対策問題集で練習する。
・読解と作文の訓練:長文読解やエッセイライティングを繰り返し練習。