2025年12月29日
低学年で英検準1級を目指すなら、最初に知っておいてほしいこと
「低学年で準1級なんて、早すぎませんか?」
これは、海外在住・帰国子女の保護者の方から
最もよく聞かれる質問のひとつです。
結論から言うと、
「やり方を間違えなければ」不可能ではありません。
ただし、条件があります。
準1級は「英語力」より「思考力」が問われる試験
英検準1級で求められるのは、
単なる語彙量や会話力ではありません。
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抽象的なテーマを理解する力
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賛成・反対を論理的に整理する力
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自分の意見を構造的に伝える力
これは、日本語でも大人が苦戦する内容です。
低学年の生徒がつまずくのは、
能力不足ではなく、前提となる理解が追いついていないからです。
低学年×準1級で失敗しやすい3つのパターン
① とにかく単語を詰め込む
意味を理解しないまま語彙だけ増やしても、
長文もライティングも伸びません。
② ネイティブ感覚に頼りすぎる
自然な英語=英検で高得点、とは限りません。
準1級は「試験英語」です。
③ いきなり高レベルな模範解答を真似させる
内容が理解できていないため、
「それっぽい文章」になってしまいます。
準1級対策で最初にやるべきことは「英語」ではない
意外に思われるかもしれませんが、
低学年で準1級を目指す場合、
最初にやるべきは英語の勉強ではありません。
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テーマを日本語で理解する
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「なぜ問題になるのか」を考える
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賛成・反対の立場を整理する
この思考の土台づくりが最優先です。
環境問題の例で考えてみる
準1級で頻出のテーマに
「森林伐採」「環境保護」があります。
小学生にとっては、
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なぜ木を切るのか
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切らないと何が困るのか
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人の生活とどう関係するのか
これを理解するだけでもひと苦労です。
ここを飛ばして英語だけ教えると、
内容が空っぽのライティングになります。
【Eikenわーるど】が低学年×準1級に強い理由
当スクールでは、準1級の難しいテーマを
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年齢に合わせた言葉に置き換え
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具体例でイメージさせ
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日本語理解 → 英語表現へ段階的に導く
この流れを大切にしています。
その結果、
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低学年でも論点がズレない
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ライティングに「中身」が出てくる
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二次面接で慌てなくなる
という変化が見られます。
低学年で準1級を目指すかどうかの判断基準
次の3つが揃っていれば、
準1級に挑戦する価値は十分あります。
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2級レベルの語彙・読解が安定している
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日本語で自分の意見を言える
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難しい話題でも考えることを嫌がらない
逆に、どれかが欠けている場合は、
準1級を急がない方が結果的に近道です。
最後に
低学年で準1級を目指すことは、
「早期合格」が目的ではありません。
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思考力を育てる
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論理的に考える習慣をつける
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英語を“使って考える”力を伸ばす
